融資型クラウドファンディングのオルタナバンクって怪しくないの?
『第一種金融商品取引業者』のSAMURAI証券が運営する不動産クラウドファンディングです。
高利回りで元本割れも今までに起きておらず、初心者でも安心して投資できるクラファンなんです。
今回はオルタナバンクのメリット・デメリット、始め方についても詳しく解説します。
オルタナバンクとは
オルタナバンクとは、クラウドファンディングで集めたお金で企業に融資する、ソーシャルレンディングと呼ばれる金融サービスの一つです。
安定した財政基盤、コンプライアンス体制などを整備し内閣総理大臣の登録を受けた『第一種金融商品取引業者』であるSAMURAI証券によって運営されています。
日本で『第一種金融商品取引業』と『第二種金融商品取引業』、そして『電子募集取扱業務』も合わせて登録を受けているのは、わずか8社のみです。
オルタナバンクの特徴
- 相場に影響されないので、毎日値動き管理の手間もなく、忙しい人にも負担が少ない
- 少額1万円〜始められる
- 平均4%以上の高い利回り
- 貸し倒れ無し、元本償還実績100%
相場に影響されない
オルタナティブ投資とは、上場株式や債券のような「伝統的資産」以外へ投資することを指します。
オルタナバンクは、事業者を通じて融資を行い投資家が利息の一部を利益として受け取るクラウドファンディングです。
FXのように日々値動きがある商品とは違い、投資申込をした分配される日まで待つだけなので、忙しい人にも負担が少なく資産運用できます。
少額1万円〜始められる
融資といえば通常多額の資金が必要になりますが、オルタナバンクは1万円から投資を始められるので、投資初心者でも安心ですし、積立運用を行うこともできます。
平均4%以上の高い利回り
投資対象は流動性・換金性が低い代わりにリターンが高くインフレヘッジ効果の期待でき、長期的な資産形成に向いています。
大口融資を行った優良であるオルタナティブ商品を小口化し、極力手数料を抑え手軽に投資できるサイズの投資商品を提供しています。
貸し倒れ無し、元本償還実績100%
厳格な審査体制により償還遅延や貸し倒れが発生したことはありません。
オルタナバンクのメリット
オルタナバンクには上記の特徴以外に、下記のメリットがあります。
- 保証がついているファンド
- 運用期間の幅が広い
保証がついているファンド
オルタナバンクは、多くのファンドに保証がついています。
保証は不動産クラウドファンディングにおける安全性の高さを示すもので、投資先企業の詳細を確認することができます。
その他にも匿名組合型や社債型、債務保証付きファンドなどの取扱もあります。
運用期間の幅が広い
3ヶ月〜3年と選択幅が広いので、短期間だけでなく中長期的に運用できるまで幅広く取り扱っており、すべての投資家のニーズに応えています。
オルタナバンクのデメリット
オルタナバンクには、メリットだけでなくデメリットとして幾つかのリスクが考えられます。
考えられるリスク
- 貸し倒れや遅延のリスクがある
- 運営会社の破綻リスクがある
- 早期償還のリスクがある
貸し倒れや遅延のリスクがある
融資先の企業が返済を遅せたり経営破綻をして返済できず、出資金を回収できない(元本割れ)リスクがあります。
融資型クラウドファンディングは融資なので、どれだけ返済能力がある企業でも絶対にないとは言い切れません。
そこで、貸し倒れ・遅延のリスクを回避する対策として担保もしくは保証をかけているため、もし融資先企業が返済を遅らせたり返済できない事態になっても、担保を現金化して出資者に分配されるようになっています。
しかし、担保・保証があっても出資金の回収が上手くいかず、元本割れする可能性はあります。
運営会社の破綻リスクがある
SAMURAI証券会社が破綻するリスクも考えられます。
運営会社が破綻してしまうと、出資したお金や口座内のお金が戻ってこない可能性があります。
SBI証券やSMBC日興証券などは『信託保全』を取っており、利用者から預かっている金融資産を別の金融機関で保管しているので、もし証券会社が破綻しても、金融商品や口座内のお金(最大1,000万円)は保証されています。
オルタナバンクの場合は、もし運営会社が破綻してしまうと出資金や口座内のお金は返っていこない可能性があります。
日本クラウド証券株式会社は決済情報など経営状況を公開していますので、自分自身でも確認しましょう。
早期償還のリスクがある
各ファンドには、運用予定期間が掲載されていますが、状況によって早めに運用が終了する場合があります。
運用が予定より早く終了すると出資金は返金されるので、それ以降の予定していた分配金がもらえなくなります。
オルタナバンクの注意点
- ファンドごとに補償や担保、返済方法が違う
- 途中解約ができない
- 得た利益は確定申告が必要となる
ファンドごとに補償や担保、返済方法が違う
多くの不動産クラウドファンディングでは、補償や担保、返済方法が一律になっていますが、オルタナバンクのばあいはファンドごとに違うため、投資前に必ず確認をしましょう。
途中解約ができない
途中解約ができないため、長期的な投資の場合は注意が必要です。
得た利益は確定申告が必要となる
得た利益は『雑所得』になり、年間の雑所得が20万円以上になった場合は『確定申告』をして納税する必要があります。
オルタナバンクの始め方
- オルタナバンク公式サイトから、『新規口座開設』をクリックする
- メールアドレスを入力
- 登録したメールアドレスに届いたURLをクリック
- 必要事項を入力し、本人確認書類と個人番号の画像をアップロード
※eKYCありの場合、書類の送付が不要となり、審査の後すぐに口座開設完了メールが届きます。
まとめ
オルタナバンクは幾つかのメリット・デメリットがあります。
以上を踏まえて、自分に合った出資を楽しみましょう♪